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世羅町の主要4施設を4~6月に訪れた観光客が、統計を取り始めた2015年以降で過去最多になった。誘客の柱だった観光バスの運行が新型コロナウィルス禍の中でも回復しつつあることなどが要因。感染リスクが低い屋外で楽しめることもアピールポイントになり、人気を高めている。
世羅町小世良の農事組合法人うづとは、アスパラガスをお茶に加工した「アスパラ茶」を発売した。出荷する際に捨てていた茎の根元付近を中心に使用。国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の意識の高まりを受け、以前から感じていた「もったいない」との思いを商品化につなげた。15㌘入り、700円。同法人のホームページや道の駅世羅で販売する。
農業の盛んな世羅町で、「働き方改革」に取り組む農業法人が出始めている。担い手不足の解消を目指し、休日取得の徹底や残業ゼロに努めるほか、フレックスタイム制を導入。天候に左右されることもあり、旧態依然とした働き方が残りがちな業界で労働者の立場や都合に合わせることで農地を次世代につなごうとしている。
茶の産地といえば静岡や宇治が有名だが、広島県内で小規模ながらも「心に染みる一滴」を追求した茶栽培に取り組む人たちがいる。環境への配慮や地産地消の観点からも、地元産のお茶が注目されている。
度重なる獣害を乗り越え、世羅町黒渕の花の駅せらで国内最大規模のユリ畑が花盛りを迎えた。イノシシの食害で一度は花祭りの中止を決めたが、対策を強めた結果、計約2万本に被害は見られず、開催にこぎ着けた。
広島県世羅町の花観光農園「フラワービレッジ 花夢の里」に11日、中四国最大級のアジサイエリアがオープンした。約2.5㌶に育つ115品種約3500株は2分咲きで、18日ごろから見頃となる。7月10日までアジサイとタチアオイの花祭りを開く。