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国特別天然記念物のコウノトリが県内で初めて繁殖した世羅町が喜びに沸いている。観察会が開かれ、観察小屋を建てて子育てを見守る人も。24時間の動画配信を始め、ひなの愛称募集の計画も進む。米農家は餌となる生物を増やそうと農作業で配慮する。「幸せを運ぶ鳥」の成長を助けたいとの思いが広がっている。
国特別天然記念物であるコウノトリが県内で初めて繁殖し喜びに沸いている。 観察会が開かれ24時間の動画配信やひなの愛称募集計画も進んでいる。
世羅町川尻の道の駅世羅は21日、開業8周年を記念した感謝祭を開く。高級金魚すくいのほか、神楽や阿波踊りなどのステージがある。
つばき農場、つばき団地、つばきホール...。世羅西地区を歩くと「つばき」と名が付く施設が多い。山中福田にかつて樹齢600~800年とされる長寿ツバキがあった影響だろう。最盛期は高さ7㍍と全国有数の巨樹で、県天然記念物にもなった。2016年に伐採され姿形は変わった今も、長寿ツバキは地域や子供たちの心に息づいている。
今年は、毛利元就の郡山城(安芸高田市)への入城から500年。世羅西地区の小国の山中に毛利家家臣、赤川家の墓がある。毎年7月、地元住民が掃除をする地区の伝統である。
世羅町黒渕のせらワイナリーは13日、希少な渡り鳥ブッポウソウとの共生を目指すブランドワイン「AO-アオ-」の3年目の販売を始める。町内のブドウ畑に巣箱を設けて害虫を食べてもらい、そのブドウから造ったワインの売り上げの一部を保護団体に寄付する。
世羅甲山ライオンズクラブと世羅高は13日、中学生以下の子供と保護者にカレーライスを無料で提供する子ども食堂「せら夢カフェ」をせら温泉で開きます。
世羅町で農地の今後について地域住民で話し合う事業が進んでいる。国が本年度から2年間で農地利用の計画を定めるよう法律で義務付けたことを踏まえた動き。過疎高齢化を見据え、住民同士や町などと次世代の担い手の有無や農地集積の予定などを共有し、農業力の維持につなげる狙いがある。