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世羅 男女V 全国高校駅伝 5年ぶり快挙 男子 最多10度目 女子 2度目
師走の都大路を舞台にした全国高校駅伝は20日、京都のたけびしスタジアム京都発着コースで開催され、世羅(広島)が5年ぶり2度目の男女同時優勝を飾った。第71回の男子(7区間42.195㌔)は2時間1分31秒で5年ぶりに制し、全国最多の優勝回数を10の大台に乗せた。広島勢男子の優勝は1959年の西条農、64年の盈進と合わせて12度目。第32回の女子(5区間21.0975㌔)は1時間7分13秒で5年ぶり2度目。 男子は1区の2年森下翔太が9位で発信し、2区の3年吉本真啓が5位に浮上。3区の2年コスマス・ムワンギがトップを奪うと4区の3年新谷絋ノ介、5区の1年石堂壮真、6区の2年吉川響がリードを死守。アンカーの2年塩出翔太が歓喜のゴールテープを切った。 女子は1区の3年山際夏芽が4位と好発進。2区の3年加藤小雪、3区の2年細迫由野、4区の3年加藤美咲が堅実につなぎ、8位でスタートした5区の3年テレシア・ムッソーニが7人を抜いて、トップでゴールラインを駆け抜けた。 男子は今回が50回目の出場で、第1回大会(1950年)制覇から70年目の節目でもあった。優勝は昭和4回、平成5回、令和1回で、全3時代で頂点に立った学校は始めて。
中国新聞