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世羅町を流れる芦田川は30日、連日の冷え込みで水面が凍り、雪が積もった。川幅いっぱいに冬化粧した姿が約500メートルにわたって続いた。同町の30日の気温は氷点下5.3度。水量が少なく、川の流れが緩やかな地点では、正午ごろまで雪が残った。
世羅町や府中市を拠点に活動する阿波踊りグループ「しまなみ天風連」が、結成1周年の記念公演を同市府川町の多目的スペース「i-coreFUCHU(いこーれ ふちゅう)」で開いた。 本場徳島市の夏の風物詩「阿波おどり」への参加を目標に掲げ、活動の輪を広げている。
東上原、川尻地区の住民で構成する「中央自治会」は、道の駅世羅近くの農地で、農家の指導を受けながら野菜の栽培ができる体験農園の利用者を募集しています。
世羅町観光協会は、「駅伝のまち」の特色を生かした1泊2日のモニターツアーを初めて開いた。観光事業者を招き、世羅高陸上部員が走るクロスカントリーコースの試走などをしてもらう内容。マリオット・インターナショナルが運営するホテルが昨年12月、町内に開業したことを受け、宿泊を伴う観光資源としてPRした。
我慢と意地の粘りが、県チームに4年ぶりの入賞となる7位をもたらした。14位に終わった都大路の雪辱を期した世羅高勢は区間2桁順位。快走を見せることはできなかったが、4区小島悠生は「苦しい中でも、沿道からの応援で笑顔になることができた」と感謝した。
想定内の追い上げと想定外の奮闘が目標達成を手繰り寄せた。岩本監督(ダイソー)は「入賞は厳しいかと思っていたが、1区からよく粘った。百点満点だと思います」とにっこり。地元広島が県勢最高タイムを更新して7位入賞を果たした。
地元広島は一致団結して8位入賞を目指す。練習後に岩本真弥監督(ダイソー)が区間配置を伝え、「補欠の3人を含めてチームだから」と一言。選手の表情はぐっと引き締まった。
「自分の家族だったら。そう思って対応を」-。米大手マリオット・インターナショナルのホテル開業を約1週間後に控えた昨年12月中旬、世羅町のせら文化センターであった研修会。講師を務めた日本航空の客室乗務員の言葉に、地元の観光事業者たち約40人が熱心に耳を傾けた。
世羅郡森林組合は19、20の両日、世羅町内4ヵ所でキノコの原木栽培研修会を開いた。樹齢を重ねて二酸化炭素の吸収量が減った木を活用することで、森の循環にもつながるとして企画した。
広島と海外などをつなぐ空の玄関口、広島空港(三原市本郷町)。大量輸送に適した軌道系の交通手段はなく、到着後の2次交通は車に限られる。降り立った乗客の多くはバス乗り場に列をなす。 中心部まで約30㌔。観光農園が広がる世羅町にとって、その空港は「近くて遠い存在」だ。直通バスがないため、乗り換えも必要で、公共交通を活用した誘客には、利便性がネックとなっている。